「タツノオトシゴの成分とペニス増大の関係性」

タツノオトシゴと聞くと姿かたちはすぐ想像がつきますが、食物としての効果などはなかなか予測が付かないかと思います。今回はタツノオトシゴの効果、ペニス増大との関係性を解説したいと思います。

●タツノオトシゴとは
タツノオトシゴは別名「海馬」とも呼ばれています。この「海馬」という名前の由来は、人間の脳の部分をつかさどる部分の中で海馬という部分があります。この海馬とタツノオトシゴの形が非常に似ていることから、この名前が付けられたと言われています。

体長は5〜15cm。この小ささから、江戸時代の頃まで日本では、虫という扱いをされていました。
しかしタツノオトシゴはマグロやタイと同じ、ヨウジウオ科のタツノオトシゴ属とされる魚の仲間です。そしてこのタツノオトシゴは総称であり、オオウミウマ、サンゴタツ、イバラタツなどの種類が日本では確認されています。これらの種類のタツノオトシゴを粉末状などにして、漢方薬や薬膳のスープの材料として用いられることがあります。

●タツノオトシゴの成分

・たんぱく質
脂質、炭水化物とともに3大栄養素ともに知られていて、非常に重要な栄養素となります。主に骨格や皮膚、筋肉を作る役割をしています。また、代謝機能を整えてくれる働きもあり、代謝機能に関してもとても大切な栄養素の１つとなっています。タツノオトシゴにはたんぱく質がとても豊富に含まれていて、健康を促します。

・アミノ酸
アミノ酸はたんぱく質を作っている栄養素です。その数は全部で20種類あります。この20 種類のアミノ酸が様々と組み合わさることによってたんぱく質が作られます。アミノ酸には体内で合成をすることができず、食事からとる方法の必須アミノ酸。もう１つは体内で他のアミノ酸から合成をすることができる、非必須アミノ酸と呼ばれるものがあります。アミノ酸には様々な注目が集められていて、色々な角度から研究が行われています。タツノオトシゴにはこのアミノ酸もとても豊富に含まれています。

・脂質
先ほどのたんぱく質の項目の時に触れたとおり、3大栄養素の１つとされています。脂質には体内で摂ることができない、必須脂肪酸というものが含まれていて、体内の細胞膜の成分や、ホルモンを作り出すための材料になっています。脂質は不足することによって、皮膚炎や発達障害などの原因となります。また、脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(主にビタミンAやビタミンD・E・Kなど)を効率よく吸収する役割もしてくれています。タツノオトシゴにはとても質の良い脂質が含まれている為、心身を元気にしてくれる効果が期待できます。

・ミネラル
ミネラルは人間の体内で様々な働きをしてくれる、生きる上でとても重要な働きをしています。
主に丈夫な歯や骨を作り上げてくれる、カルシウムやマグネシウム、リン。体内の水分量などを調節してくれるナトリウム、カリウム、塩素。成長を促進してくれる亜鉛やヨウ素など実に様々な種類のものがあります。
タツノオトシゴにはこの中のカリウム、マグネシウム、リンが豊富に含まれています。

●タツノオトシゴの効果
中国ではタツノオトシゴには腎機能を強化してくれる役割があるとされていて、薬膳料理や、漢方として使われています。さらにタツノオトシゴには精力を増強させる効果や、強壮をしてくれる作用があり、精力剤の成分としても度々登場してきます。またタツノオトシゴは乾燥させたものをそのまま食べることも出来ますが、なんせ味があま
り良くないので、粉末状にして精力剤などに混ぜるという方法をとっています。

●タツノオトシゴと増大効果
ではタツノオトシゴにはペニス増大効果があるのでしょうか？直接的な増大効果があるのかというとあまり期待は出来ません。ただ、タツノオトシゴには疲労を回復する効果やED症状の方にとても効果を示してくれるなど、性機能に関する効果は実験などで証明されているので確かなものだと思われます。タツノオトシゴ単体ではペニス増大は期待できないものの、何か他の成分と掛け合わせることによってその力を発揮してくれると言えるかもしれません。そういった意味では大きな可能性を持った成分であることがわかります。

●まとめ
普段はあまり取り入れる機会のないタツノオトシゴですが、その成分を調べてみると、実に様々な栄養素が含まれていることが分かります。ペニス増大効果とは直接的に関係してくるわけではありませんが、ペニス増大効果をしっかりとアシストしてくれる、とても重要なポジションに位置する成分がたくさん含まれています。昔からしっかりとした歴史があるという点でもその信ぴょう性が伺えます。精力剤などを選ぶ際には、成分表示にタツノオトシゴ又は海馬という表示があるかを確かめてみるのも良いかもしれません。１つの参考になればと思います。